バレーボーラーのみなさんこんにちは!バレーボール専科トレーナーをめざす理学療法士の前ちゃんです。
今回は股関節の重要性と股関節のストレッチについて解説していきます。なぜなら股関節はバレーボーラーにとって重要な関節だから。
ジャンプのふみこみ姿勢、レシーブやディグの姿勢、パワーポジションなど全てのプレーに股関節が影響します。
バレーボール選手のパフォーマンス向上に必要なのは股関節の可動性です。
そこで今回は、オガトレ@ストレッチ系YouTuber(@ogaryu___)で注目を浴びる理学療法士の尾形さんの動画をご紹介します。
おはストレッチ
チャンネル登録してくださった皆さんが、
9万人になりましたー!!!わーい
いつもありがとうございます\(^o^)/ pic.twitter.com/9R0iBeGX0H
— オガトレストレッチ系YouTuber (@ogaryu___) October 4, 2019
同じ理学療法士でありながら、この若さでここまでの行動力には頭がさがります。そしてとても勉強されている。中高生や一般の方に分かりやすい動画となっています。
目次
股関節とは
股関節とは、骨盤と大腿骨の連結部をいいます。ヒトのカラダの中で一番大きな関節です。
股関節の役割と動き
股関節の役割は非常に重要です。
股関節は体重を支える、立つ、歩く、またぐ、のぼる、おりる、とぶ、けるなどの役割があります。
股関節の動きは曲げる・伸ばす・捻じる・回転が可能です。なぜなら股関節の構造が球状の関節だからです。
股関節に必要なのは可動性
股関節に必要なのは可動性です。
なぜならバレーボール選手は、ディグやレシーブの姿勢で股関節を深く曲げる必要があります。また、ジャンプの時のふみきりでも股関節を曲げていますよね。
股関節が硬いとどうなるの?
股関節が硬いプレイヤーは膝や腰に負担がかかります。
なぜなら股関節が硬いプレイヤーは、股関節の動きを腰や膝で補っています。その状態が長く続くと関節に負担がかかり、痛みの原因となります。
ヒトの関節は個別に働きながら複数の関節と協同して働います。そして関節には可動性と安定性の役割があります。安定性の関節の上下に可動性の関節があり、協同して働くことで機能的な動作が可能になっているという理論をジョイント・バイ・ジョイント理論といいます。
出典:健康長寿ネットより
股関節のストレッチの前に
ストレッチをご紹介する前にストレッチの理由と目的について解説します。
なぜなら、理由と目的をしっかり理解しておかないと継続しないから。
ストレッチの理由と目的とは
オガトレさんは、ストレッチの理由と目的を次のように解説しています。
筋肉の柔軟性をあげただけではスポーツパフォーマンスに直結しないし、ケガの予防にはならない。
なぜなら関節の可動性をあげるために筋肉の柔軟性をあげて、さらに、パワーが発揮できるようにしなければならないから。
柔軟性:筋肉がどれくらい伸び縮みするか
可動性:関節がどれくらい動くか
股関節のストレッチ動画
これから股関節のストレッチ動画を4つご紹介します。
動画は、股関節が『超・超・超』硬い人むけ・『超・超』硬い人むけ・『超』硬い人むけ・『ちょい』硬い人むけがあります。それぞれ約10分の内容です。
ご自身の股関節の状態に合わせて実施することをお勧めします。
『超・超・超』硬い人編
こちらの動画は、股関節が『超・超・超』硬い人むけの動画です。
ストレッチは、アイソメトリックストレッチです。アイソメトリックストレッチとは、関節を動かさず、関節を動かす方向に力を入れた後に筋肉がゆるむ作用を利用したストレッチです。関節の動きがないストレッチなので、『超・超・超』硬い人に安全かつ効果的に行えます。
- 内もも 0:51~
- お尻 2:04~
- 内もも 3:00~
- お尻 4:34~
- 股関節 6:45~
- もも裏 7:48~
『超・超』硬い人編
こちらの動画は、股関節が『超・超』硬い人向けの動画です。
ひとつのストレッチを10秒×3セット行っていきます。強度をすこしづつ変えていますので、ご自身のカラダの状態にあわせて行えます。激しい動きはありませんので、安全かつ効果的に行えます。
- お尻 0:17~
- お尻② 1:11~
- お尻③ 2:27~
- お尻④ 3:16~
- 内もも① 5:15~
- 内もも② 6:18~
- 内もも③ 7:18~
『超』硬い人編
こちらの動画は、股関節が『超』硬い人向けの動画です。ひとつのストレッチを10秒×3セット行っていきます。激しい動きはありませんので、安全かつ効果的に行えます。動画内ではレベル1という解説になっています。
- お尻 0:15~
- お尻② 1:57~
- もも裏 3:29~
- もも前 5:16~
- 内もも① 7:01~
- 内もも② 8:46~
『ちょい』硬い人編
こちらの動画は、股関節が『ちょい』硬い人向けの動画です。ひとつのストレッチを10秒×3セット行っていきます。激しい動きはありませんので、安全かつ効果的に行えます。動画内ではレベル2という解説になっています。
- お尻 0:16~
- もも前 2:08~
- もも裏 3:38~
- 内もも① 5:19~
- 内もも② 6:48~
まとめ
今回は、バレーボール選手のための股関節の重要性と股関節のストレッチについて紹介しました。
今回の内容は、特別なお二人のための内容です。
先日、スポーツトレーナーとしてはじめてグループセッションを実施した時に、特に股関節が硬かったクライアント。お二人とも中学生男子バレー部の選手でした。
グループセッションはパッケージ化された内容でしたので、個人に合わせた内容ではありません。
そこで、個別に取り組んでもらうために股関節のストレッチ動画を厳選しました。バレーボール選手にとって股関節は非常に大切です。しっかりとセルフコンディショニングしてパフォーマンス向上とケガの予防につながってほしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。