今回のテーマは『筋トレ』。
僕が理学療法士になって1年目に教わったこと。『リハビリに筋トレは必要ない。』
でも、言葉のインパクトが強すぎて『ヒトに筋トレは不要』という方程式が出来上がってしまいました。
それから18年『健康なヒトに筋トレは必要か?』の答えを探す日々。でも、筋トレが必要と感じなかったのも事実。
そこで今回、JCCAコアフォーストレーニングセミナーを受講してきました。
今回受講したコアフォースセミナーは、正しいエクササイズで筋肉を刺激し、効率のよいカラダの動きを再学習する指導方法が学べます。
セミナーを受講して思うこと。
日常生活に支障がないのに筋トレが必要な理由をヒモ解いていきましょう!
今回の内容はJCCAコアフォーストレーニングセミナーの概要と、『子どもに筋トレが必要な理由』を解説しています。
目次
コアフォーストレーニングセミナーとは
コアフォーストレーニングセミナーは、すべての動作のエンジンとなるコアの筋力を強化するトレーニングパッケージ『コアフォースファイブ』を安全かつ効果的に指導する方法を学びます。
- 時間:3時間
- 受講料:7920円
- 受講条件:妊娠をしていない方
腕立て伏せ、腹筋、背筋。伝統的な筋トレですが、形だけを真似しても効果を出すことはできません。
コアを強化し、怪我の予防やパフォーマンスアップにつなげるためには、『目的』『フォーム』などのポイントを抑えることが重要です。
引用:JCCAセミナー コアフォーストレーニングセミナーより
これから、ホームページを参考にセミナーの内容を解説します。
コアフォーストレーニングセミナーのゴール
この章では、セミナーの目標を共有します。
- 安全かつ効果的に指導する方法
- 安定した効率的な動作を引き出す方法
コアコンディショニングとは
この章では、コアの定義、コアコンディショニングとは、コアコンディショニングピラミッドについて学びます。
コアについては関連記事をご覧ください。
コアフォースファイブを安全かつ効果的に行うための基礎知識
この章では、指導の原則、コアフォース実施時のアドバイス、ベース筋力の重要性、筋収縮の形態、コアフォースファイブの対象者、コアフォースファイブの実施禁忌例、動きを鍛える考え方、を学びます。
このセミナーは、筋トレにフォーカスしてるので筋肉の特徴を理解する必要があります。
コアフォースファイブの対象者と禁忌例は安全性を確保するために重要です。
動きを鍛える考え方はとても説得力があります。『なぜ筋トレが必要か』そのために『何が必要なのか』が理解できました。
コアフォースファイブの実施
この章では、セルフモニタリング、コアフォースファイブ予備運動、コアフォースファイブ主運動を学びます。
コアフォースファイブの特徴は主運動のエクササイズで使えてない筋肉を評価することができることです。
筋トレで大切なのは使えてない筋肉を知ること。そして使えてない筋肉を意識して刺激すること。
自分のカラダを感じることでトレーニング効果がアップします。
コアを意識するトレーニングとコアを意識しないトレーニングでは、同じトレーニングでも効果が異ります。
コアフォースファイブは、コアを意識しコアを感じながら筋肉を鍛えるトレーニング方法です。
健康なヒトに筋トレが必要な理由
健康なヒトに筋トレは必要です。なぜなら、動きのクセや関節の歪みで筋肉をうまく使えていないから。
これから太もも裏の肉離れの例を解説していきます。
太もも裏の肉離れは運動会でお父さんが怪我するランキング1位。ちなみに2位はアキレス腱損傷。
なぜ、太もも裏の肉離れが多いのか?それは、お尻の筋肉を使えてないから。
お尻で一番大きい大殿筋。大殿筋は立ったり座ったり、歩いたり走ったり、とても重要な筋肉です。しかし、うまく使えてない。
では、簡単なチェックをしてみましょう。
スクワットはお尻の筋肉を鍛えるトレーニング。でも、形をまねるだけのトレーニングは違う筋肉を刺激してる可能性があります。
スクワットで太ももに疲労感を感じている方は、お尻の筋肉をうまく使えてない証拠。
となるわけです。
運動会で張り切ったお父さん。太ももに過剰な負担がかかり負傷しました。運動してるorしてないは、あまり関係ない。日常の中で使えているか、使ていないかが問題なのです。
普段からお尻より太ももを使っており、急激な運動でさらに過剰な負荷がかかって筋肉が耐えられなかった証拠。
カラダの基礎知識と筋トレの効果
ヒトは骨や筋肉が発育しながらカラダの動かし方を習得します。ベースとなる時期は赤ちゃんが生まれてひとりで歩くまでの間。
運動能力が発達する9~12歳くらいまでをゴールデンエイジといいます。詳しくは、こどもまなび★らぼをご覧ください。
かたよった活動やワンパターンな反復動作はカラダを歪ませ筋肉のバランスを崩します。
子どもはカラダも脳も柔軟なので全身運動で歪みを自己修正します。しかし、今の子どもは活動量が不足しているので修正ができてない。
大人はカラダも脳も出来上がっているので自己修正は難しい。
セミナーで痛感したことは、できてるつもり。客観的にみてもらうとできてない。
あなたのカラダは大丈夫?
実際の動きで使えてない筋肉を特定してピンポイントで刺激する。そして、もういちど動きをチェックする。
筋トレでバランスを整えて、ケガをしにくい動きを再学習する必要があります。
- エリア:鹿児島市一円及び近隣地域(※交通費をお願いする地域があります)
- 料金:20分/2000円 (以降、20分ごとに+2000円)
まとめ
今回は、筋トレが必要な理由をご紹介しました。
大人は発育発達過程で学習したカラダの使い方をわすれている。最近の子供はその過程での運動量がたりてない。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。